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2017年6月3日土曜日

Excelの基礎 数式篇

表計算ソフトの表ではなくて、計算に関する内容です。

はじめに―Excelの行・列とセル番地―

セル
マス目1つ1つのこと。
横方向の列。左に振られた数字を使って、1行目や2行目のように場所を表す。
縦方向の列。上に振られたアルファベットを使って、A列やB列のように場所を表す。
セル番地
行と列で表わされたセルの住所。例えば、一番左上のセルは、A列の1行目なのでA1セルであり、その真下はA2セルである。

数式の基本ルール

セルに数式を入力すると、計算結果が表示される。数式入力の基本ルールは以下の5つ。
  • 英数字は全て半角で入力する
  • 「=」からはじめる
  • 乗算記号(かける:かける:$\times$)はアスタリスク「*」を使用する
  • 除算記号(わる:$\div$)はスラッシュ「/」を使用する
  • 冪乗(累乗)の指数はハット記号(サーカムフレックスとも呼ばれる)「^」を使用する
Excelでの数式の例
数式Excelでの表現
$1+2=$=1+2
$4 \times 2=$=4*2
$6 \div 2=$=6/2
$5^2=$=5^2
数式の例1
金額欄(D2セル)に「=40*2」と入力すると、$40 \times 2$が計算され、80と表示される。

セル番地を利用した計算

りんごの単価と個数をかけて金額を求めるために、D2セルに「=40*2」と入力して、答である80を得た。
単価と個数が常に40と2に固定されていれば問題ないが、 単価が50になったり個数が3になったりすると、その都度数式を修正しなければならない。 それだとちょっと面倒臭い。
単価や個数が変わったときに、自動で金額が計算されれば楽である。 セル番地を使って、数式を記載すると、自動で計算されるようになる。
みかんの単価はB2セルに入力され、みかんの個数はC2セルに入力される。 数字の代わりに、セル番地で数式を書くと、「=B2*C2」となる。
数式の例2
セル番地で入力しても、計算結果は同じになる。
D2セルに「=40*2」と入力すると、単価や個数を変えてもD2セルの数字は変わらないが、 D2セルに「=B2*C2」と入力すると、単価や個数を変えたときに、D2セルの数字が変化する。
Excelで数式を入力する場合、特に理由がなければセル番地を使用する。

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