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2015年2月20日金曜日

脂質異常症治療薬の雑なまとめ

脂質異常症治療薬

脂質異常症

  • 高LDL血症(LDLコレステロール 140mg/dL以上
  • 低HDL血症(HDLコレステロール 40mg/dL未満
  • 高トリグリセリド(TG)血症(TG 150mg/dL以上

治療薬

HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)

HMG-CoA還元酵素を阻害しコレステロール合成を阻害する。コレステロールの減少により、肝臓のLDL受容体が増加し、血中のLDLコレステロールが減少する。血中のHDLは上昇する。

  • プラバスタチン
  • シンバスタチン
  • フルバスタチン
  • アトルバスタチン
  • ピタバスタチン
  • ロスバスタチン

陰イオン交換樹脂

腸内で胆汁酸と結合し排泄される。コレステロールの吸収を阻害する。

  • コレスチラミン
  • コレスチミド

小腸コレステロールトランスポーター阻害薬

NPC1L1を阻害する。

  • エゼチミブ

コレステロール異化促進薬

  • プロブコール

コレステロールから胆汁酸への異化排泄を促進する。

フィブラート系薬

ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α(PPARα)を刺激する。刺激によりリポタンパク質リパーゼが活性化され、TG分解が促進さえっる。また、脂肪酸のβ酸化が促進される。

  • クロフィブラート
  • ベザフィブラ^ト
  • フェノフィブラート

ニコチン酸系薬

脂肪組織からの遊離脂肪酸動員を抑制することで血中のTGを低下させる。

  • ニコモール
  • ニセリトロール

リポタンパク質リパーゼ活性化薬

TGの分解促進

  • デキストラン硫酸エステル

エイコサペンタエン酸(EPA)製剤

  • イコサペント酸エチル

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